「死に関わる」一面

老人福祉のイメージ
ラポール吉井
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 ラポール吉井では、途切れなくターミナルケアのお客様がいらっしゃいます。ターミナルケアとは「医師が医学的に治る見込みがないと判断し、最後のお亡くなりになるところまでケアをさせて頂き、その後のご家族のフォローもする」ことです。「看取り」とも言われますが、実は若干「看取りケア」と「ターミナルケア」は違います。まあ、そこは置いときましょう(;^_^A

 私たちが関わらせて頂いている「死」は、救急病院等と違い、「天寿をまっとうする」方が殆どです。家族から好かれている人もいれば、嫌われている人もいます。若いころから何らかの障害を負って、青春を人並みに謳歌できなかった人や、好き勝手しすぎて身内が誰もいない人もいます。

 ただ、人の死に関わらせていただくことで、自分の人生や人の人生に関して、深く考慮できるようになった気はします。すべてではないと思いますが、どんな人生でも人生は「浅くない」。その人の培ってきたものがあり、そこから普段学べないことが言い表せないくらいあります。

 「死に関わる」一面があるを仕事をさせて頂くことは、色々と感慨深く、介護施設の仕事の有難い一面なのかなぁ~等と思います。

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老人保健施設 ラポール吉井
老人保健施設 ラポール吉井
鹿児島県南さつま市にある老人保健施設です。在宅復帰支援からターミナルケアまで幅広く高齢者を支援しています。<br>> 一緒に働く人財も探していますので、興味のある方は是非ご閲覧お願いいたします。
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