敬老会~厨房編~
本日、少し遅れましたがラポール吉井で敬老会を致しました。
敬老会の発祥には諸説色々ありますが、聖徳太子が老人や病院の人の為の(悲田院)という施設を作った日であるとか、元正天皇が高齢者に贈り物をした日等の諸説があるそうです。
ちなみに聖徳太子が始めた「悲田院」は日本最初の高齢者施設みたいに言われることもあります。まあ・・・どうでもいいですね(^_^;)
さらにちなみに、敬老の日は昭和41年に「国民の祝日に関する法律」が改正され「敬老の日」が誕生しました。目的は、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛して敬う」ことみたいな感じです・・・これもどうでもいいことかもですね(;´・ω・)
ラポール吉井では調理に力を入れています。下記の画像は、敬老会のお弁当の画像です。どうでもいいついでにご紹介させてください( ̄▽ ̄;)
普通食
キザミ食
ソフト食
お品書きは
栗赤飯
海老と茄子、しし唐の天婦羅
鮭の西京焼き
鰻巻き(うまき)
炊き合わせ
柿なます
真鯛のお吸い物
スイートポテト
なしのコンポート
葡萄
でございます。
施設の給食調理だからと言って、侮らないでくださいm(__)m
六方剥きの里芋や葉義理のカボチャ自体は手切りしていませんが、すべて手作りです。
炊き合わせは「八方出汁」を作り、カボチャや鶏肉等に合わせて微妙にそれぞれ味付けを変えて炊き、さらにそのそれぞれの煮汁を合わせて「銀庵」を作りかけています。
梨のコンポートも、その梨の出汁と甘い煮汁から「ジュレ」を作りかけています。
鰻巻き(うまき)の鰻は鹿児島県大隅産の鰻を使用し(地元人は大隅産の鰻は高価なためなかなか食べられません(・_・;))、丁重に出汁巻き玉子で、一本一本巻きました。
真鯛のお吸い物は、大きな鯛のアラを霜降りにし、血合い等を掃除して、塩と酒で丁重に臭みを抜き、鯛アラ出汁をとりました。そして、吸い物に入れる真鯛の実は、片栗粉にまぶして湯がいています。そうすることで臭みがなくなったり、吸い物のうまみを感じやすくなったり口当たりがよくなったりします。
「だから何?」・・・なんて言われると
「お年寄りが喜んでくれるから良いじゃん!!」としか言えませんが・・・高齢者施設ではメチャクチャ大事なことだと思います!
今回の敬老会のお弁当もお年寄りであるお客様に、メチャクチャ喜んでいただきました・・・多分(/・ω・)/