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ターミナルケアにアロマテラピー

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 老人保健施設は基本的に在宅へ帰る方に対して、リハビリや相談援助支援、介護や栄養助言、介護保険サービスの調整等を行うと言われていますが、ラポール吉井ではターミナルケアにも力を入れていこうと考えており、ご家族が希望すればターミナルケアも実施しています。

 人生の最後をご家族と共にラポール吉井で看取らせて頂くことに、すごい価値を感じます。人生のストーリーの最後に関わらせて頂くわけですから、本当に貴重な体験をさせて頂いているからです。ご家族よりお礼を言われますが、こちらの方がお礼を申し上げたくなります。

 寝たきりになり、食事も召し上がれなくなってしまった時のご本人の快感は何か?と考えた時に、私自身は「排泄」だと考えています。これは私個人の考えですので、一般的に言われているわけではありません。しかし、赤ちゃんが排泄をするときの満足げのある顔や、自分達だって排泄をするとスッキリします。

 なので、最終的に「排泄」は非常に大事なことだと思います。しかし、それを放っておいたら不快になりますのでケアが必要です。「排泄ケア」はラポール吉井でも力を入れていますが、非常に重要なことです。

 しかし、ターミナル(看取り)のお客様に対して他にも何かできないか?と考えた時に、アロマテラピーを取り入れたいと思い、取り入れるように取り組んでいます。

 「良い匂いのある空間にいて頂きたい!」という想いもありますが、もちろんそれだけでなく、エビデンス(根拠)もあります。

 匂いは嗅覚から直に大脳辺力系にダイレクトに行くとも言われています。「大脳辺力系って?」と思う方が殆どだと思いますが、ざっくり簡単に説明すると、「古い脳」とも言われており、「食欲」や「睡眠欲」、「記憶」や「感情」等を司る部位だと言われています。そこには視床下部や松果体、海馬等に影響するとも言われています。

 視床下部は自律神経の機能や内分泌の機能を全体として総合的に調節していると言われています。簡単に言うと精神の安定作用です。松果体は「メラトニン」というホルモンを合成します。メラトニンは睡眠に関与しているホルモンで、別名「睡眠ホルモン」とも言われています。良眠するために必要なホルモンです。海馬は「記憶に関する部位」ですので、匂いから記憶が蘇るのは、このためです。

 ある大学医学部の研究チームが老人保健施設の高齢者に28日間アロマテラピーを実施したところ、認知機能に回復が認められたという結果が発表されたり、匂いの種類によってはアルツハイマー型認知症の改善に繋がるとも言われています。

 と理屈付けをしてしまいましたが、まずはお客様のターミナルに少しでも出来る事を考えた結果の1つがアロマテラピーだったと言うことです。

 それ以外でも、舌はの上に甘い味覚を感じれるものを塗って、味覚を楽しんで頂いたりできないか?安らげる音楽を聴いていただけないか?等と試行錯誤しています。甘い味覚は生物的本能が好む味覚と言われている為、最終的に楽しんで頂ける味覚は「甘味」だと私個人は考えています。

 もちろん、体位に関しての評価や、身体的なケア、看護ケア、毎日の声掛け等の基本的なことを踏まえた上でです!

 ラポール吉井に入居されたお客様には、最後まで「死に逝く一歩」ではなくて「生き抜く一歩」を歩んで頂きたいと思います。その為に出来る事を、言い換えれば「最後までお役に立てること」を考えていきますm(__)m

ラポール吉井のケアに興味がある方は下記をクリックしてみてください。

ラポール吉井のケアの取り組み (grace-deepsea.com)

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